メイクのいろは > 眉・アイブロウ

人気のアイブロウ

アイメイクの中でも「難しい」「うまくできない」と悩んでいる人が多いのがアイブロウ。眉メイクです。

作りたい形に合わせて自分の眉を整えるのに、どこに基準を置けばいいのか分からなくて、適当にカットしているうちに「やりすぎてどんどん眉毛がなくなっちゃったー!」という無残な結果になることも…。


でも、考えてみてください。生まれ持った顔の形は、整形手術でもしない限り好きな形には変えられませんが、眉だけは他のパーツと違っていくらでも自分の好きな形に整えることが出来ますよね。だからこそ、そんな便利なアイブロウのテクニックをしっかり見につけないのは損!アイブロウにはその時代の流行が色濃く反映されます。


例えば1920年代は、美人画に描かれているような「垂れ眉」が人気でした。どこか寂しそうで控えめな印象ですね。ところが1930年代になると西洋文化が日本にどんどん入ってくるようになります。映画ファンならグレダ・ガルボやマレーネ・ディートリッヒをご存知でしょうか。なだらかに整えられたエレガントな眉ですね。日本でも眉山をちゃんと作ったナチュラルな形に近づいてきました。


そして50年代はオードリー・ヘップバーンやエリザベス・テーラーのように、自由で活発、そして意志の強い女性像が理想になりました。そんな女性たちにぴったりなくっきりとして太眉が主流に。日本の女優さんで言うと岸恵子さんがこのタイプでしょうか。

そして、アイメイク全盛時代の60年代はカトリーヌ・ドヌーブやブリジッド・バルドーのように、眉山をしっかりとってなだらかな山型に整えるのが人気になりました。今見ても、とても自然で美しいですね。


サイケやヒッピーの時代、70年代前半には細くて薄い技巧眉。後半になると打って変わってナチュラル志向になりました。ブルック・シールズの極太真一文字眉が今でも忘れられないのは80年代。黒ずくめのファッションが流行し、太くて強い眉と合わせてクールに決めるのがお洒落でした。


90年ごろのボディコン全盛期には、セクシーな唇に重点を置き、眉や目元はほとんど手を加えませんでしたが、「アムロブーム」の90年代中ごろから、しっかり手を加えた細めの形が人気になりました。軽く振り返ってみただけでも、とても面白いですね。


大切なのは、「今、どんな眉が主流なのか把握しておくこと」そうでないと、一昔前のアイブロウは一気に顔全体の印象を老けさせてしまいます。例えば、30代の人の中にはまだ細眉に整えている人が多いはず。メイクをし始めたころはちょうど技巧的に整えた細眉全盛時代!そのころの癖が抜けていないひとは要注意です。


今のアイブロウは「丁寧に作りこんだリッチなナチュラル」が人気です。アイシャドーで個性を存分に発揮するメイクが流行していますので、それを邪魔することなく、目元をしっかりフレーミングしてくれるナチュラルさが求められますね。



MAMEWマスカラキット