唇のケア
夏の間は湿気も多く、よく汗をかき、新陳代謝も活発だったせいかピチピチしていた肌も、涼しくなるとある日突然乾燥するようになります。夏のケアのままのんびりしていたら、急に顔がしわっぽくなったり、乾燥してかゆくなり…。慌てて夏の間べたつくのがイヤで使わずにいた保湿クリームを塗って生き返った…なんて経験は私だけではないはずです。
そして、顔の中でも乾燥に一番敏感で最初に荒れやすくなるのが唇ではないでしょうか。まずは、唇は単なる皮膚ではないということ。口の中の粘膜と皮膚の間だと思ってください。皮膚よりも表面を保護する角質がとても薄くて、環境の変化の影響を受けやすくなっています。「あ、今日は空気が乾燥しているな」と肌が感じて自ら水分量を調節しても、唇はなかなかそうはいきません。だから、急に乾燥してくる秋になると、まっさきに「唇で感じる」んですね。
また、口はいろいろな成分に一番触れるところ。たとえば、近頃流行のトウガラシたっぷりの辛い料理。トウガラシはもちろん体にいいのですが、唇についたままになってしまうと荒れる原因となります。それに熱い料理、冷たい料理、温度による刺激もかなりのものですよね。また、荒れていると醤油などがしみたりしませんか?そうやって、顔の皮膚の中でもものすごく激しい刺激を受け続けているんです。
「大変!ケアしなくちゃ!」と慌てる前に一つ。乾燥してくると、無意識に唇を舐めていませんか?これ、実は全くの逆効果なんです。水分は、蒸発して乾くとき、もともとあった潤い分まで一緒に持っていってしまうんですよ。舐めるクセがある人は今すぐやめるようにしましょう。
乾燥したり荒れているときは、リップクリームなどでマメに潤い成分を塗ってあげましょう。リップクリームはそれ自身が潤い成分であるだけでなく、保護する膜にもなってくれます。口紅を1日中塗っている人はそれがなかなかできませんよね。まず、口紅を塗る前にしっかり保湿するようにし、メイクを落としたらリップクリームをたっぷり塗ったり、唇用の美容液(ハチミツでもいいですよ)を塗りましょう。
